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出生率低下をカジオス目線で考える

家事を楽しむ男を増やす!

男の家事教室・カジオスの尾上です。

どんどん下がりますね、出生率。

カジオスが問題にする高齢社会での社会保障費の負担や、経済成長にも大いに関係します。

生活費、住宅費、教育費などなどが上昇していますので必然なのでしょうか?

子育て支援が手厚い国々でも出生率が低下しているようですので、価値観の多様化も問題かもしれません。

新聞に「内助の功」が使われなくなったとありました。

女性の家事時間を、2001年と2021年の社会生活基本調査で比較すると、10分も減っていないのに(2.34→2.26)

カジオス的な視点からは、内助の功は脈々と続いていると見えます。

今は専業主婦世帯が減り、共働き世帯が全世帯の7割を超えています。

働きながら、家事をこれだけやっていても「内助の功」が使われない?

家事が空気の様に意識されていない事を再認識しました。

特に男性、もっと言うと、ものごとの決定権がある男性に認識されていないので、少子化対策の方向性にもズレが生じている。

どこかに、まだ、家事をするのは女性というジェンダー意識が根強く残っているのでは?と考えてしまいます。

2021年に実施された「第16回出生動向基本調査」では、子供を持ちたい理由は、「子どもがいると生活が楽しく心が豊かになるから」の選択率が男性7割弱、女性7割超で最多でした。

なのに子供を持たない。

心の豊かさを求めることができない社会ということ!?

何でもかんでも給付すればよし!ではなく、実際の生活感覚に即した対応が必要な気がします。

「家事」というバイアスのかかったカジオスですから、社会の決定権者とは感覚がズレているかも知れませんが。

どちらが生活の豊かさに近い考え方でしょうか。

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