100%上手くいくポジティブストローク
家事を楽しむ男を増やす!
男の家事教室・カジオスの尾上です。
カジオスの実習後のアンケートには、楽しかった、家でもやってみますと書いてくれる方が多くいらっしゃいます。
奥様を早くに亡くされた独り暮らしの男性は、自分で何でもできるようになり、健康に生活されています。
とはいえ、全員が家で続けているかどうかは、皆をフォローしていないので正直分からないです。
カジオスは、家事を生活に実装することを目指していますので、どうすれば実装されやすいのか。
メンタルが重要だと考え、跡見学園女子大学・心理学部の宮崎圭子教授に助言を頂きました。
ポイントは「ポジティブストローク」=「ほめる」だそうです。
臨床心理学では、どんな手段を使っても変わらない人を変える最終手段は「ほめる」なんだそうです。
「ほめる」ところが無くても「ほめる」ところを見つけて「ほめる」を続ける。
そうすることで、前進・後退を繰り返しながらでも、少しづつ人は変わっていく。
ただ、どうしても陰性感情が起ってしまいますが、それは人間の本能として正常。
ホモサピエンスの時代から、人が生きていくために脳に組み込まれた本能だそうです。
陰性感情を陽性感情に変える方法は、意識して努力する。
人をほめることも、陽性感情を持つことも非常に難しく、スキルや根気や努力が必要になります。
ご興味ある方は、宮崎先生から紹介頂いた『ストレングス・スイッチ』(光文社)を読んで下さい。
それで、結論は、ほめて育てる。
人も煽てりゃ家事をする。
気持ちよくなると自発的に行うようになるは腹落ちします。
「気持ちよくなる」というメンタルの改善が重要だと思いました。
アンペイドワークを最適化するには、パートナーが煽て、自身で陽性感情を持つ努力をし、スイッチを入れる。
「共育て」「共家事」の若年世代も、高齢世代も同じです。
行動を変える方法は、先ずは楽しくすることと解釈しました。
これからもカジオスは、家事、育児、介護のアンペイドワークを苦痛から楽しいに変換する方法を探求していきます。
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