11%の父親が産後うつ
家事を楽しむ男を増やす!
男の家事教室・カジオスの尾上です。
家庭での男性への支援は家事以外にも必要という話。
男の家事教室・カジオスを長く続けてきて、家事が多くのことと混然一体に存在していることに気付きました。
家庭内のアンペイドワークの代表は、家事、介護、育児ですが、家事のウエイトが大きいのです。
介護を考えたとき、多くは専門職に任せ、自身の負担を減らすことを優先すべきですが、全てを任せることはできません。
要介護者の身体介護や食事作りは任せても、自身の食事や洗濯、掃除に関しては担わざるを得ないでしょう。
これを上手くこなせないと、相当なストレスになります。
育児に関しても、離乳食を食べさせることを考えたとき、食べさせることが育児と考えている人がいますが違います。
何を作るか決め、食材を買い揃え、調理して、冷まして、器にいれるという準備があり、この一連が育児であり、家事です。
育児休業が制度化され、休みやすくなったとはいえ、仕事とプライベートの両立は精神的な負担になります。
ある調査で、生後1歳未満の子供がいる2人親家庭で、9人に1人の父親が産後うつ状態と判断されたそうです。
介護も育児も、睡眠時間が取れなくなるということがあったり、家庭環境の違いがあったりと千差万別です。
カジオスでは、男性高齢者やお父さんと子供に対して家事をお教えしてきました。
ここに、保育士やベビーシッター、ケアマネや看護師に加わって頂き、家庭内における男性の支援の幅を広げていくことにしました。
法律や社内制度が整っても、個人や家庭の状況によって利用のしやすさは変わってきます。
人的資源の観点から、個別案件にまで伴走する支援が必要と考ええている企業は、カジオスがチームでサポートいたします。
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