90歳にも平均が
家事を楽しむ男を増やす。
男の家事教室カジオスの尾上です。
今、高齢者元気づくり事業というのをやっていて、大学の先生にも参加して頂いています。
前回、自己紹介と題したミニ講義をして頂いたのですが、その時先生から教えて頂きました。
90歳にも平均余命がありることを。

厚生労働省が公表している資料です。
人生100年時代と言われていますが、あまり実感としてはありませんでした。
でも、この表を見ると可能性があるのかな?と思います。
90歳でも令和4年より5年の方が少しですが延びています。
そのうち100歳の平均余命が公表される可能性は十分あると思います。
もしかすると、私も100歳まで生きるかも知れません。
明治生まれの祖父が亡くなったのは90歳を超えてからですし、大正生まれの祖母は101歳まで生き銀杯を頂きました。
メッキでなく本物の銀でできた杯を貰った最後の年代だと思います。
100歳を超える高齢者が増え財政的に厳しくなったため、メッキに変わったと聞きました。
長生きは良いことだと思います。
ただ、介護状態になってからの長生きは、本人も家族にとっても望ましい形ではありません。
料理は脳を活性化させますし、洗濯物を干す作業はジムに行くより身体活動強度が高い運動です。
家で生活に必須の家事をするだけで健康が保てる、というのがカジオスの仮説です。
大学の先生に協力頂きながらデータ計測を行っています。
女性が家事の殆どを担ってくれていて、そのことにより家族の健康のインフラが維持されています。
してもらっていることの有難さ、自身が行うことの重要性について、意識を向けるべきだと思います。
長年携わってきた肌感としては、受ける側、行う側双方とも、間違いなく効果があります。
今回の共同研究では、皆が家事に注目する数値が出ることを期待しています。