ジェンダー平等を家事から始める研修
家事を楽しむ男を増やす!
男の家事教室・カジオスの尾上です。
カジオスが多様な皆様に響くことを再認識できました。
2023年1月の合同記者発表会では、カードゲーム「爆発前夜」のリリースと、企業や団体と協働し男性の家事参加を促進するという目標を発表しました。
2025年までの3カ年計画です。
先日は、現役で働く皆様に「家事から始めるジェンダー平等」と題した研修をさせて頂きました。
参加者は、老若男女、未婚既婚など様々。
この多様な皆様に響く内容の研修を構成できるのか・・・
当然、男性と女性では家事に対しての関わり方が違いますし、中学校で家庭科を習ったかどうかのジェネレーションギャップもあります。
結論から言うと、満足度80%以上の評価を頂けました。
先ずは、カジオスの紹介から始め、日本の家事の状況、家事の必要性、家事の効果、家事分担を進めるヒントまでが前半の座学。
座学の途中にワークをはさみ、実際の家事を机上で体感して、家事の頭脳労働的な側面を認識して頂きました。
女性が日々滞りなく行っているので簡単と思われがちですが、頭のCPUは年中フル稼働状態です。
PMSについてもお話ししましたが、反響が大きかったです。
後半はグループワークで、カードゲーム「爆発前夜」を使って日常の家庭での出来事を想像して頂きました。
前半で家事に関する知識を提供していますので、ただのカードゲームのようですがグループワークに昇華しています。
家事をあまりやっていなかったり、結婚前の人達は苦戦しますが、他のメンバーの発表を聞いて学習します。
「そんなことで喜ぶんだ」とか、「そんなことが嫌なんだ」とか、「そーやっているんだ」とか、会話は情報の宝庫。
他の人の家事事情を聞く機会はなかなかないので、新鮮で興味が湧くようです。
家事に特化した、即興フェイスブックのようなグループワークで、もっと長くやりたかったという希望も。
カードゲーム「爆発前夜」に正解はなく、フリートークの中で家事に関する情報の放電と充電が繰り返されます。
そして、研修の最後には、家事に対する目標や、翌日から取り組むことについて1人づつ決意表明の発表をして頂きました。
研修終了後には、アンケートで満足度などをお聞きしましたが、書いてもらっている静かな時間は、何年やっていてもドキドキします。
結果は、60~100%とバラつきがありましたが、平均すると88%くらいになりました。
ジェンダー平等実現に向けた家事の必要性もお聞きしましたが、この研修で大いに認識したと答えていただいた方が多くいらっしゃいました。
日本を代表する大企業の皆様から、想像以上に高評価をして頂き嬉しい結果となりました。
カジオスは、これからも企業や団体と協働し、ジェンダー平等の実現を目指していきます。
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