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代表挨拶

カジオス®代表 尾上元彦

カジオスは、家事のファシリテーターとして機能しています。

「授人以魚 不如授人以漁」は老子の言葉です。

魚を渡せば1日は食べられるが、魚の捕り方を教えれば一生食べられる、という意味で、カジオス®の想いと重なります。

何かを「して差し上げる」事より「出来る様になって頂く」ことに価値があると考えています。

2011.3.11 東日本大震災を宮城県で被災した時の経験から、料理や掃除の家事が人を元気にする効果を学びました。

健康寿命延伸、男女共同参画などの問題に対する1つの解決策が、男性が料理や掃除の家事を自律的に行える事だと考える様になりました。

年齢を問わず、男性も家事能力を身に付けないと生き難い時代となりましたし、家事能力を身に付ける事で生活の状況を好転させられる可能性もでてきます。

共働き世帯数が専業主婦世帯数を上回って20年以上経ち、倍以上の開きがでていますが、家事の8割以上を女性が担っている状況は殆ど変わりません。

家事シェア、老々介護、独居、最近ではコロナウイルスに起因する問題が深刻です。

コロナウイルスによるStayHomeでは、男女間の家事負担の差が顕在化しました。

高齢者に関しては、外出制限で身体や認知機能の低下が進み、要介護の一歩手前である「フレイル(虚弱)」が進行しています。

男性に対して、家事に対する興味を持たせ、内発的動機付けを行える事がカジオス®の一番の特徴です。

女性目線だけでは進められない男性の家事参加を、男女間の緩衝材となり、男性目線で、仮説・検証などのビジネスプロセスも取り入れながら、楽しく、解かり易い講座や個別指導の提供を進めていきます。

取得資格

調理師/クリーニング師/ハウスクリーニングアドバイザー/介護職員初任者研修課程修了/福祉住環境コーディネーター2級/整理収納アドバイザー2級/けんかつ市民講師/メンタルヘルス・マネジメントⅡ種/職長・安全衛生責任者/有機溶剤作業主任者/乙種第四類危険物取扱者/小型船舶操縦免許1級

所属団体など

朝霞法人会 /志木市商工会 /志木市介護保険運営協議会委員

付録

3.11 東日本大震災は、単身赴任中、宮城県大衡村の自動車製造工場の二階にいる時に発生しました。
床が抜けるか天井が落ちるか、どちらかで本当に死ぬと思いました。
幸いに、完成したばかりの工場は頑丈で、ケガ一つありませんでした。

その日の夕方、よく食事に行っていた同年代のご夫婦が営むお店に立寄ると、床には食器類が散乱し、ご夫婦は呆然としていました。
片付け・掃除を手伝い、店の中が綺麗になってくにつれ大将の気持ちは前向きになり、その日の夜に冷蔵庫にある食材で炊出しする事を決めました。

3.12から炊出しを始めると、私と同じように前日は死ぬと思ったであろう被災者の中に、温かい食事を食べ笑顔になる方がいました。

掃除で心が前向きになり、料理が栄養面だけでなく精神面でも人を元気にし、笑顔にする。
震災で目の当たりにした光景は、料理や掃除の家事が持つ力を教えてくれました。

日本では、家事の8割以上を女性が担い、その時間配分の7割を超える部分が料理と掃除に割かれています。
本来は人を元気にするはずの家事が、現代では人を不幸にしつつあります。
共働きでも家事シェアが進まない事による女性への負担偏重。
定年後も変わらない女性への家事異存。
家事の出来ない男性が直面する老々介護や独居 など

これら全て、男性が料理や掃除の家事が出来れば解決する問題です。
加えて、料理は脳の前頭前野を活性化されるとする研究成果が示され、掃除を含む家事は身体活動としての効果があります。
そうなると、家事をする事は健康寿命延伸の効果があり、超高齢社会で問題となっている社会保障費膨張を抑制できます。
高齢者にとっては、健康が続くという事は、自分の好きな事が出来る自由な時間を長く持てるという事にもなります。
スポーツクラブやゴルフの様に経済的負担がなく、出掛けなくても家で必要な家事をするだけで済みます。
その事で、将来ある若い世代に社会保障費負担で押しつぶされず、希望の持てる未来も提供できます。

3.11の後、ガソリンが手に入りませんでした。
1週間以上してガソリンが手に入り、食材を買い込み、仕事をして貰っていた石巻の工場へ陣中見舞いに出掛けました。
その工場では、津波が運んで来たヘドロをスコップで掻き出していました。
食料もままならない中で、泥だられになりながら。

帰ろうとすると、一人が、もっと酷い所が有るから見て行けと言います。
「あなたの人生にとって必ず役に立つから」と。
津波で命に係わる様な被災をし、復興する為に大変な思いをしている中で、他所から来た私に。
この衝撃的な一言で、一生懸命やれば自分も何か出来るのではと思い、『起業』を意識する様になりました。
同年7月6日に、株式会社コンバート・ワンを登記し、長年携わってきた工業材加工品卸の会社を始めました。

このころ団塊世代の男性が定年を迎え始め、暇を持て余したり引き籠って健康を害した、という話を見聞きする様になったのをきっかけに、3.11の体験から、男性に家事を教える事業を構想し、2017年にカジオス®事業を本格的に始めるため、このホームページを立ち上げました。

まだまだ、日本では、男性が家事をする文化は定着していないと感じます。
20年以上前に、共働き世帯数が専業主婦世帯数を抜き、今では2倍になっているのに。
相変わらず、男性が家事に携わる事を「家事を手伝う」と言います。

女性は、家事分担を切に願っていると実感しています。
その証拠に、私に連絡を下さる担当者は殆どが女性です。

男性が外で稼ぎ、女性は家を守る、という時代ではなくなりました。
定年退職すれば、尚更の事です。
せめて、共働き世帯では、女性の社会進出先進国のアメリカの様に、男:女=1:2くらいには家事分担できるのが良いのではと考えています。

男性が長時間労働で縛られている状況はあると思います。
もしかすると、人員削減で1人が背負う仕事量が増えているかも知れません。
しかし、働き方改革で残業規制や有休消化が推進されています。(勿論、全ての会社がそうなっているとは思いませんが)

嫌々でも女性が家事をしてくれている間はまだ良いと思いますが、女性が男性より元気で長生きとは限りません。
女性が病気になった時や、要介護になった時はどうなりますか。
今でも全体の約40%は男性が介護をしています。
介護人材不足で、身体介護中心となり生活援助まで手が回らなくなってきています。
男性も家事のスキルを身に付け、訪問型サービスA・Bの担い手になる事で、地域での役割を持ち生き甲斐にも繋がります。

男性も家事をした方が良い時代が既に来ていますが、家事に興味を持ち続ける方法が問題となります。
料理教室を開催しても「家事は女性」という切り口で取り組むため、参加者は女性80~90%で男性は10~20%が実情です。
カジオス®の講座は、男性目線で男性が楽しく前向きに続けられる内容で行いますので、男性が60%~100%です。

カジオスは年齢を問わず、男性の家事に対する内発的動機付けを行う講座を提供し続けます。

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