変えなければいけないけれど、全てが変わる訳ではない
日本企業が行った、テレワークによる生産性の調査があります。
「下がった」より「上がった」と答えた人の割合が多かったのは39歳以下でした。
若年層はテレワークで生産性を上げているのに、年配者は生産性を下げ、人との出会いが大事だと考えているとのこと。
別の調査で、職場の人材の多様性への抵抗感を調べた結果も面白い。
抵抗感が強いのは、「中心的ポジションにいる」「年収が高い」「中高年の男性」だそうです。
意思決定をできる立場の人が、変革の一番の抵抗勢力の様です。
米・シリコンバレーで、コロナ禍の経営危機による閉鎖を免れたカフェがあるそう時代に
コミュニティーと密につながるサードプレイスとして不可欠だと考えた投資家が支援したためです。
新たなオーナーが従業員に求めた事は、何も変えないこと。
ITベンチャーを生み出してきたシリコンバレーで、ビデオ会議では代替できない人と人の繋がりが重視された驚き。
激変の時代に、自分自身を守る事と、社会の仕組みを維持する事は、同じ守りの姿勢に見えても大きく違います。
変化にうまく対応して生き残るのは、どんな人でしょうか。
カジオスも人の繋がりを残しつつ、変化に適応すべく変えて行きます。
集まって、喋って、笑い合う、あの不要・不急の人肌感は大事にしていきたいと思っています。
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