被災から10年で考えたこと
家事を楽しむ男を増やす!
男の家事教室・カジオスの尾上です。
大衡村にある自動車を作る工場の2階で震災に遭いました。
私の人生を大きく変えた東日本大震災から10年が経ちます。
起業や家事をライフワークにする事なんて考えてもいませんでした。
それまでは、自分に自信がなく、人の前に出る事が苦手で、人の後ろに隠れてばかりいました。
宮城で一緒に被災した知り合いで、起業した人は1人もいません。
命懸けで復興させようとしている地元の人達を見て感化され、この年に衝動的に起業しました。
準備も知識もなく起業したので、大変苦労しました。
サラリーマンを続けてれば良かったと後悔した事もあります。
心の支えは、目に焼き付いている命懸けで復興を目指す人たちの姿です。
まだ、自分の方が恵まれていると。
2016年にカジオスの活動を本格化しました。
3.11で衝動的に起こした会社も7月で創業10年になります。
グラグラですが何とか立ち続けています。
東日本大震災を経験していなければ、カジオスは生まれていません。
これがきっと私の使命なのだと考える様になりました。
QOL維持のお手伝いをして、社会保障費の上昇抑制、若い世代の希望ある未来に繋げる。
これからもカジオスが存在する意義をしっかり示していきたいと思います。
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