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カジオスは正式な呼称だけでニュアンスを伝えられるのだろうか

家事を楽しむ男を増やす!

男の家事教室・カジオスの尾上です。

カジオスでは、単純に料理や掃除のスキルを教えるだけでなく、意識改革につながる話を付加することが多い。

講座形式でただ話だけをさせて頂く機会も多くあります。

その時、主催者側から事前にNGワードを指示される場合があります。

「奥様」や「ご主人」という表現はその代表です。

家事を題材にしているカジオスでは、どうしても関係してくるワードです。

ネットを見ると「奥様」を「妻」に、「ご主人」を「夫」に置き換えるのが正解と書いてあったりします。

私の年齢的な感覚なのか、世間との感覚のズレなのか分かりませんが、この呼び方には違和感があります。

なにか無機質で、冷たく、家庭的な温かさが感じられないのです。

「奥様」や「ご主人」には、なにか相手を思いやる気持ちが込められている感じがしますし、込めやすい気がします。

つい最近の講座で、「祖母」か「おばあちゃん」か表現を一瞬迷ったことがありました。

私が子供の頃、両親が共に働いていたので、ご飯を誰が作ってくれてかという話をするときです。

そして私は「おばあちゃん」を選びました。

気持ちのこもった暖かい料理を作ってくれたのは、「祖母」より「おばあちゃん」の方がしっくりくると思ったからです。

色々な考え方を持った方がいらっしゃいますので、人前で話す場合は「妻」「夫」「パートナー」「祖母」などと表現するのが無難なようです。

訪問させて頂く先々どこでも、この表現を使うように指示されれば従いますが、まだまだ地域差、組織差、団体差があります。

NGワードとして指示されるか、表現が何かに統一されるまで、カジオスでは「奥様」「ご主人」という表現を使うつもりです。

家事が人を幸せにする行為であるなら、カジオスの感覚として肌感のある表現を使っていこうと思っているからです。

それにしても、人前でしゃべることが、どんどん堅苦しく、難しくなってきていると感じているのは私だけでしょうか。

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