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代表挨拶

カジオス®代表 尾上元彦

老子の「授人以魚 不如授人以漁」のように、カジオスでは、男性が自立した家庭生活を営めるような家事の学びを提供しています。
カジオスは、男性が仕事で身につけた「仕事力」を「家事力」に変える変換装置として機能することを目指しています。

日常生活を健康で、快適で、円滑で・・・楽しくするために不可欠な行為であるべきです。
家事は、理論的な理解に加えて、実践的な行動が伴って初めて、人を幸福にします。
健康寿命の延伸、男女共同参画社会、ジェンダー平等、家庭と仕事の両立など、様々な社会問題を解決に導くために、ポジティブな家事を手段として使い、社会を明るく元気にしていきます。

取得資格

調理師/クリーニング師/ハウスクリーニングアドバイザー/介護職員初任者研修課程修了/ガイドヘルパー/福祉住環境コーディネーター2級/整理収納アドバイザー2級/メンタルヘルス・マネジメントⅡ種/職長・安全衛生責任者/有機溶剤作業主任者/乙種第四類危険物取扱者/1級小型船舶免許(舵)/けんかつ市民講師 ほか

所属団体など

朝霞法人会 / 第8期志木市介護保険運営協議会委員

家事に取り組む想い

カジオスの名前は、家事をする男性の背中を押す、家事をする雄からの着想です。

2011年3月11日の東日本大震災が、この事業のきっかけです。
私が東日本大震災に遭遇したのは、単身赴任先の宮城県・大衡村でした。
その時は山間部にある自動車製造工場の二階におり、激しく揺れ続ける中で、本当に人生が終わると思いました。

工場からの帰り、よく食事をしていた同年代のご夫婦が営むお店に寄ると、ほとんどの食器類が床に落ちて散乱し、ご夫婦は茫然としていました。
一緒になって片づけを手伝いましたが、店内が片付き綺麗になるにつれ、ご夫婦の気持ちが前向きになるのを感じました。
そしてこの日の夜、翌日からこの店で炊き出しを始めることを決めました。
3.12からの炊き出しでは、笑顔になっている人、嬉しそうに家族で話をしている人達を見ることができました。

店の中が片付いたことで、炊き出しを始めようと前向きになり、温かい食事を食べて、栄養面だけではなく、精神面からも笑顔がでるほど元気になる。
この光景がカジオスの原点です。

家事は震災後の人達を前向きに元気にした。

この頃には団塊の世代の定年退職が始まり、図書館や公園などで多くの男性高齢者を見かけるようになっていました。
家事についてい調べてみると、諸説ありますが効能が見えてきました。
料理の作業は脳を活性化させる。
食材をスーパーに行くことが運動。
家事作業はそこそこの身体活動強度がある、などです。
家にこもりがちな定年後の男性が家事をすることで、家庭で健康を維持できるのでは?というのがカジオスの仮説です。
実際のカジオスの講座で定量的なデータ測定を行うと、気分状態がポジティブに変化したり、意欲が向上する等の変化が確認できています。

もともと男性高齢者の方を対象に家事を教えることを想定していましたが、現役世代でも必要とされていることを知りました。
家事、育児、もしかすると介護まで担いつつ社会に出て働いている女性が沢山おり、家事シェアは女性の切実な願いです。
そこで、女性目線だけでは進まない家事シェアを、男性の立場から「仕事力」と関連付けながら、親和性を持たせることで促進しています。

家事は健康な生活のインフラですが、誰かがやってくれているため空気のような存在になってしまっています。
男性が外で稼ぎ、女性は家を守る、という時代ではなくなりました。
定年退職すれば尚更の事で、人生100年時代は、定年退職後が余生ではなくなりました。
育児介護休業法も改正されましたが、休日取得の多少より、家庭で即戦力になれるかの方が問題です。
働き方改革、ワークライフバランスなど、男性も家事をした方が生きやすい時代が到来しています。
カジオスは、家事習慣を老若男女に実装することで、社会を明るく元気にします。

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